翻訳:楊 国花
修正:宮澤 詩帆
指導:王 暁梅、楊 梅竹
監修:姚 武強
ミャオ族は古い民族で、世界各地に散在しています。中国の貴州、湖南、湖北、四川、雲南、広西、海南などの省区と東南アジアのラオス、ベトナム、タイなどの国と地区に分布しています。
歴史文献の記録と苗族の言い伝えの資料によって、苗族は最初黄河の中下流地区で居住して、その祖先は蚩尤で、“三苗”(三苗は、歓兜、共工、鲧と共に「四罪」と呼ばれる。中国の伝説の中で黄帝時代から尭舜禹時代までの古い部族名。「有苗」とも言います)の時代に江漢平原に移動した。後でまた戦争などのため、次第に南へ、西へ移動して、西南の山岳地帯と雲貴の高原に入ります。明・清以降、一部のミャオ族が東南アジア諸国に移住し、近代にはこれらの地方から欧米に渡りました。
ミャオ族は自分の言語を持っています。ミャオ語は漢蔵語系のミャオ瑶語族のミャオ語支に属しています。湘西、黔東と川黔滇の3つの方言があります。ミャオ族は漢族と長期的に付き合っているので、一部のミャオ族は漢文も使えます。ミャオ族の宗教信仰は主に自然崇拝と祖先崇拝です。2010年の中国国勢調査では、中国のミャオ族の総人口は9,426,007人で、人口は少数民族の中で第4位です。